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引越しの段ボールは何箱必要?

引越しの段ボールは、単身で10〜30箱、二人暮らしで30〜50箱、家族で50〜120箱が目安です。まずは下の表で必要な箱数をつかみ、次に「業者の支給で足りるか・自分で用意するか」を決めます。このガイドでは、世帯別の必要数、無料での入手先と購入相場、失敗しないサイズの選び方と詰め方、そして前日に足りなくなったときの対処までをまとめました。

最初に押さえる3点
  • 必要数は世帯規模で決まる(下の表)。本・食器が多い家庭は目安の1.2〜1.5倍
  • 多くの引越し業者は標準プランで段ボールを支給(枚数は業者とプランで異なる。単身パックは支給なしのことも)
  • 見積もり時に「支給枚数」と「足りないときの追加・単価」を必ず確認する

世帯規模別・必要な箱数の目安

世帯 必要箱数の目安 内訳イメージ
単身(荷物少なめ) 10〜15箱 衣類5箱、本・小物3箱、キッチン2〜5箱
単身(本・趣味が多い) 20〜30箱 衣類5〜8箱、本10箱前後、キッチン5〜10箱、趣味用品
二人暮らし 30〜50箱 衣類10〜15箱、キッチン10〜15箱、本・書類5〜10箱、雑貨
ファミリー(3人) 50〜80箱 衣類15〜25箱、キッチン15〜20箱、子ども用品10〜15箱、本・趣味
ファミリー(4人以上) 80〜120箱 衣類25〜40箱、キッチン20〜25箱、子ども用品20〜30箱、その他

正確な数は、荷物量を見て決めるのがいちばんです。引越し業者の訪問見積もりを受けると、荷物量に対して必要な箱数を出してもらえます。単身の少人数なら、まずは目安の下限で用意し、足りなければ買い足す進め方でも構いません。費用全体の目安は引越し費用の相場ガイドで扱っています。

段ボールの入手先(無料・購入)

1. 引越し業者の支給(最も確実)

多くの引越し業者は、標準プランに段ボールの支給を含んでいます。支給枚数は業者とプランによって差があり、家族向けで50枚前後を用意する会社もあれば、荷物の少ない単身パックのように支給がないプランもあります。ガムテープや布団袋を一式で用意してくれる業者もあります。引越しが決まったら、見積もりのときに「何枚まで支給か」「足りないときは追加できるか・その料金」を必ず確認してください。各社の特徴は引越し業者一覧でも比較できます。

2. 無料で調達する

  • スーパー・ドラッグストア:品出しの時間帯に店員へ声をかけると譲ってもらえることがあります。事前に確認しておくと確実です
  • フリマアプリ・ジモティー:引越しを終えた人が無料で譲っていることがあります。近くで受け取れれば手間もかかりません
  • 注意:無料の箱はサイズも強度もバラバラです。特に果物用の箱は通気の穴が空いていたり湿気を吸っていたりして、本や食器などの重い物には向きません

3. 購入する

  • ホームセンター:1枚あたりおおむね150〜300円。少量を追加で買うのに向きます
  • 通販(Amazon・楽天・段ボール専門店):10枚・30枚・50枚などのセットで、まとめ買いすると1枚あたりが安くなります。日付を指定して届けられるので計画的に準備できます
  • 100円ショップ:1〜3枚単位で買えます。小さめが中心で強度はやや弱く、少量の補充向きです

サイズと強度の選び方(底が抜けないために)

段ボール選びの原則はひとつ、「重い物は小さい箱、軽い物は大きい箱」です。ここを外すと、底抜けやケガ、運搬効率の低下につながります。

サイズの目安 入れる物 ポイント
小(3辺合計 約100〜120cm) 本・雑誌・食器・調味料・CDなど重い物 重い物は小さい箱に。半分ほどでも十分重くなります
中(3辺合計 約120〜140cm) キッチン雑貨・小型家電・おもちゃ いちばん使いやすい汎用サイズ
大(3辺合計 約140cm前後) 衣類・タオル・布団など軽くてかさばる物 軽い物専用。重い物を入れると底が抜けます

実際の寸法は業者やメーカーで少しずつ違います(同じ「Sサイズ」でも各社で大きさが異なります)。サイズ名より、3辺の合計と、中に入れる物の重さで選ぶと失敗しません。

1箱の重さは15〜20kgまで

底が抜けない目安は1箱15〜20kg程度です。数字で測らなくても、「持ち上げてよろけない重さ」を基準にすれば十分です。重ければ中身を減らして箱数を増やします。特に本は、小さい箱に詰めてもすぐこの重さに達します。詰めきらずに、上の隙間にタオルなど軽い物を足して固定すると、運搬中に中身が動きません。

底の組み立て方(十字貼りが基本)

箱の底は、ガムテープを十字(クロス)に貼ると中央が補強されて丈夫になります。重い物を入れる箱ほど、この十字貼りが効きます。左右のフタを交互に折り込むだけ(テープなし)は、重い物では底が抜けやすいので避けてください。

詰め方のコツ(割れ物・本・衣類)

食器・割れ物

  1. 小さめの箱を選び、底に丸めた紙や緩衝材を敷く
  2. 皿は立てて(縦に)並べると割れにくい。一枚ずつ紙で包む
  3. コップ・グラスは1個ずつ包み、中にも紙を詰める
  4. 重い物を下、軽い物を上にして、隙間は紙で埋めて動かないようにする
  5. 箱の外側に「ワレモノ」「天地無用」と大きく書く

本・雑誌

  • 小さい箱に、平積みと立て積みを組み合わせて隙間なく詰める
  • 重くなりすぎるので、1箱に詰め込みすぎない(持てる重さで止める)
  • 上の隙間には軽い衣類などを入れてフタが浮かないようにする

衣類

  • 畳んでたたむ物は大きめの箱へ。軽いので大箱で問題ありません
  • シワにしたくないスーツ・コートは、ハンガーにかけたまま運べる「ハンガーボックス」が便利です(業者が当日貸し出す場合があります。事前に申し込みます)

梱包資材の必要量と費用の目安

資材 必要量の目安 業者支給 自分で買う場合
段ボール 世帯規模に応じて10〜120箱 標準プランで支給が一般的 1枚150〜300円
ガムテープ 段ボール100箱で2〜3巻 支給されることが多い 1巻200〜500円
緩衝材(プチプチ) 割れ物用に1〜3ロール 業者により異なる(要確認) 1ロール500〜1,000円
梱包紙・新聞紙 割れ物の包み・隙間埋め用 梱包紙は支給ありのことも 梱包紙1束300〜500円
布団袋 布団1組につき1袋 支給されることが多い 1枚300〜800円
ハンガーボックス スーツ・コート数着で1個(1個にスーツ7着ほどが目安) レンタル対応の業者あり(要事前申込) レンタル1個300〜500円
油性マジック 2〜3本(中身・行き先の記入用) 支給はほぼなし 1本100〜300円

業者の標準プランに資材が含まれていれば、追加費用はかかりません。段ボールは、ホームセンターの少量買いで1枚150〜300円、通販のまとめ買いなら1枚あたり50〜100円程度まで下がり、100箱で5,000〜10,000円が目安です。ガムテープや緩衝材などを含めた資材の総額は1〜2万円程度を見込んでおきます。養生材(シート・テープ)は、業者が引越しをするなら業者が当日施工するので、利用者が用意する必要はありません。レンタカーでの自力引越しのときだけ自分で用意します。

前日に段ボールが足りなくなったら

不足の程度 対処
数箱だけ足りない 引越し業者に連絡し、当日に追加で持ってきてもらえないか相談する。搬出作業の合間に詰める
10箱以上足りない 前日のうちにホームセンター・ドラッグストアで購入し、当日までに梱包を終える
当面の物だけ入りきらない 大きめの袋やスーツケースで代用(業者が袋のままの荷物を運べるか事前に確認する)

足りなくなる典型は、本・食器・書類の見積もり不足です。梱包を早めに始め、序盤で「このペースだと何箱になりそうか」を把握しておくと、直前で慌てずに済みます。

段ボールだけを送る・少量だけ運ぶとき

荷物が段ボール数箱だけ、というときは、引越し業者を頼まずに運ぶ選択肢もあります。

  • 宅配便・ゆうパック:1箱ずつ送れます。箱数が少ないなら、引越し業者より安く済むことがあります
  • 単身パック:専用ボックスに積めるだけ積んで運ぶ定額プラン。段ボール中心の少量の荷物に向きます
  • 自分の車で運ぶ:近距離で箱数が少なければ、車の往復がいちばん安上がりです

どれが安いかは箱数と距離で変わります。段ボール10箱を超えて家具もあるなら、通常の引越しプランも見積もって比べたほうが確実です。単身の運び方は単身引越しのガイドで詳しく扱っています。

荷造りと箱への記入の段取り

  1. 2〜3週間前:段ボールを用意する
    業者支給を予約するか、無料調達先・購入先を決めます。
  2. 2週間前:使わない物から詰め始める
    季節外の衣類・本・趣味の物など、当面使わない物から。箱に「中身」と「新居の部屋名」を書きます。
  3. 1週間前:日用品を詰める
    キッチン・洗面用品など。毎日使う物は最後にまとめます。
  4. 3〜5日前:食器・割れ物を詰める
    1点ずつ包み、「ワレモノ」「天地無用」を明記します。
  5. 前日:当日使う物だけ残して梱包を終える
    着替え・洗面用品・充電器・貴重品は手荷物に分けます。
箱に書く4項目
  • 新居の部屋名(例「寝室」「子供部屋」)— 業者が部屋別に運び分けられます
  • 中身の概要(例「キッチン 鍋」「本」)— 開ける順番を決めやすい
  • 取り扱い注意(「ワレモノ」「天地無用」)— 積み方を調整してもらえます
  • 連番(例「1/30」)— 数の確認に。長距離では特に有効

引越し後の段ボールの片づけ

新居に着いたら、段ボールは毎日使う物から順に開けるのがコツです。箱に書いておいた「部屋名」と「中身」「開ける順番の連番」がここで効きます。まず開けたいのは、着替え・洗面用品・調理器具と食器・充電器まわり。逆に、季節外の衣類や本など当面使わない箱は、無理に急いで開けなくて構いません。

使い終わった箱は、たたんでまとめておきます。引越し業者によっては、引越し後に使用済みの段ボールを回収してくれるサービスがあります(無料の場合と有料の場合があり、条件は業者で異なるので見積もり時に確認してください)。回収がなければ、自治体の資源ごみ(古紙)の回収日に出すか、リサイクル業者に持ち込みます。ガムテープは古紙に混ぜられないことが多いので、はがしてから出します。マンションでは出し方のルールが決まっているため、掲示や管理会社の案内に従ってください。

ペットのいる家・小さい子のいる家の注意

荷造り中は箱やテープ、はさみが出しっぱなしになりがちです。小さな子どもやペットがいる家庭では、誤飲や飛び出しに注意してください。当日は玄関が開けっ放しになるため、ペットは別室に隔離するか預けると安全です(ペット引越しの料金と手段)。

よくある質問

段ボールは何箱必要?

世帯規模で変わります。目安は単身(荷物少なめ)で10〜15箱、単身(本・趣味が多い)で20〜30箱、二人暮らしで30〜50箱、3人家族で50〜80箱、4人以上で80〜120箱ほどです。本や食器が多い家庭は、この目安の1.2〜1.5倍を見込んでください。

段ボールは無料で手に入る?

いちばん確実なのは引越し業者の支給です。多くの業者が標準プランで段ボールを無料で用意し、家族向けで最大50枚前後が目安です(枚数はプランと業者で異なり、単身パックのように支給がない場合もあります)。ほかにスーパーやドラッグストアで譲ってもらう、フリマアプリやジモティーで譲り受ける方法もあります。無料の箱はサイズや強度が揃わないので、重い物用には向き不向きがあります。

段ボールのサイズはどう選ぶ?

「重い物は小さい箱、軽い物は大きい箱」が原則です。3辺の合計でおおよそ100〜120cmの小さめの箱に本・食器・調味料などの重い物を、140cm前後の大きめの箱に衣類・タオル・布団などの軽い物を入れます。大きい箱に本を詰めると重すぎて底が抜け、運ぶときに腰を痛める原因になります。業者の支給箱は小・中サイズが中心です。

1箱にどれくらいの重さまで入れていい?

底が抜けないためには1箱15〜20kg程度が上限の目安です。本なら、単行本で1箱に詰めても持てる重さを超えやすいので、小さい箱に半分ほどでも十分重くなります。「持ち上げてよろけない重さ」を基準にし、重ければ中身を減らして箱数を増やしてください。底はガムテープを十字に貼ると中央の補強になり、重い物には効果的です。

前日に段ボールが足りなくなったら?

数箱の不足なら、引越し業者に連絡して当日に追加で持ってきてもらえないか相談します。10箱以上足りない場合は、前日のうちにホームセンターやドラッグストアで購入して梱包を終わらせるのが確実です。どうしても間に合わない当面の物は、大きめの袋やスーツケースで代用できますが、業者によっては袋のままの荷物を運べないことがあるので確認してください。

緩衝材(プチプチ)はどのくらい必要?

食器・割れ物・小型家電の梱包に、世帯規模で1〜3ロール(1ロール約42cm×10m)が目安になります。100均の小ロールでも代用できますが、量が多いならホームセンターでロール買いのほうが割安。新聞紙でも隙間埋めはできますが、インクが食器に移ることがあるので、食器には白い紙やキッチンペーパーを挟むと安心です。

使い終わった段ボールはどう処分する?

引越し後に使用済みの段ボールを回収してくれる業者があります(無料の場合と有料の場合があり、条件も業者で異なります)。回収がない場合は、自治体の資源ごみ(古紙)の回収日に出すか、リサイクル業者に持ち込みます。マンションでは分別と出し方のルールが決まっているので、管理会社や掲示を確認してください。

荷造りと並行して、新居の電気・ガスの開通も早めに段取りしておくと、引越し当日から不自由なく暮らせます。引越し総合ナビでは、新居の電気・ガスの開通手配のご相談を電話で受け付けています(水道・インターネットの手続きはご案内のみ)。旧居の電気・ガスの停止は、契約中の各事業者へ引越し前に直接ご連絡ください。

新居の電気・ガスの開通受付

引越しの準備に合わせて、新居の電気・ガスの開通手配についてご相談いただけます(水道・インターネットはご案内のみ)。担当者より折り返しお電話にてご連絡いたします。

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