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引越し見積もりの取り方

引越しの見積もりの取り方は「訪問見積もり」「一括見積もりサイト」「ネット簡易見積もり(業者公式サイト)」「電話」「メール」「ビデオ通話」の6種類。正確さで選ぶなら訪問、比較の広さなら一括サイト、営業電話を避けたいなら公式サイトへの直接申込みと、世帯規模・荷物量・電話対応の許容度で最適な手段が変わります。このページでは6種類の特徴と向き不向き、一括見積もりサイトの仕組み、しつこい営業電話への対処、訪問見積もり当日の流れ、キャンセル料の規定までを順に解説します。

見積もりの取り方6種類の比較表

最初に全体像です。6種類を「所要時間」「見積もりの正確性」「営業電話の有無」「向く人」で比較すると、自分に合う手段を絞り込めます。

取り方 所要時間 正確性 営業電話 向く人
訪問見積もり 1社30〜60分 最も正確。確定額が出る 依頼した業者のみ 家族世帯・荷物が多い人・当日の追加料金を避けたい人
一括見積もりサイト 入力5分+各社対応 概算(訪問で確定) 多い。最大10社前後から集中 相場観がなく、とにかく広く比較したい人
ネット簡易見積もり(公式サイト) 1社3〜5分 概算 申し込んだ業者のみ 依頼先の目星がついている人・電話を減らしたい人
電話見積もり 1社20分前後 概算〜準確定 申し込んだ業者のみ 単身で荷物が少ない人・急いで概算を知りたい人
メール見積もり 返信まで半日〜数日 概算 原則なし 日中電話に出られない人・記録を残したい人
ビデオ通話見積もり 1社20〜30分 訪問に近い 申し込んだ業者のみ 自宅に業者を入れたくないが精度は欲しい人

6種類それぞれの特徴と向き不向き

訪問見積もり — 最も確実に「確定額」に近づく取り方

営業担当者が自宅で荷物量と搬出入経路を実際に確認し、その場で見積書を提示する方法です。実物を見て算定するため、原則として6種類の中で最も確実に、当日の追加料金リスクを抑えた確定額を出せます。所要は1社あたり30〜60分(単身なら20〜30分程度)。訪問見積もり自体は無料で、標準引越運送約款でも見積もりの際に内金や手付金を請求しないことが定められています。

向くのは、家族世帯・大型家具や特殊運搬がある人・当日のトラブルを確実に避けたい人。一方、在宅時間を確保しにくい単身者や、荷物が少なく概算で十分な人にとっては、複数社の訪問を受ける時間負担が大きくなります。

一括見積もりサイト — 比較の広さが強み、電話対応が負担

1回の入力で複数社にまとめて依頼できるサービスです。価格競争が生まれやすく相場観を掴むには効率的な反面、申し込み直後から最大10社前後の営業電話が集中する点に注意。仕組みと対策は後述の章で詳しく解説します。広く比較したい人に向き、電話対応の負担を避けたい人には不向きです。

ネット簡易見積もり(公式サイト) — 静かに概算を集める

業者の公式サイトの見積もりフォームから直接申し込む方法で、連絡が来るのは申し込んだ業者だけ。Web申込み限定の割引を用意している業者もあります。1社3〜5分で申し込めるため、依頼先の目星が2〜3社についている人に向いています。荷物が多い家族世帯の場合は概算と実際の金額がズレやすく、最終的には訪問かビデオ通話での確定が必要になる点は覚えておいてください。

電話見積もり — 20分前後で概算、伝達漏れに注意

業者の受付窓口に電話し、口頭で条件と荷物量を伝えて概算を出してもらう方法です。所要は20分前後。担当者と直接話せるため、条件の細かい確認や日程の相談がその場で進むのが利点になります。ただし口頭申告のため収納の中身などを数え落としやすく、荷物が多い世帯では当日の追加料金の火種にもなりがち。単身・荷物少なめで、急いで金額感を知りたい人向けの手段といえます。

メール見積もり — 電話ゼロで進めたい人の選択肢

問い合わせフォームやメールに条件を書いて送り、返信で概算を受け取る方法です。電話がかかってこない(原則メールで完結する)ことと、条件・金額のやり取りが文面に残ることが利点。返信まで半日〜数日かかるため、引越しまで時間に余裕がある人向けです。日中は仕事で電話に出られない人、口頭より文章で正確に伝えたい人に向いています。

ビデオ通話見積もり — 訪問の精度を非対面で

スマートフォンのカメラで各部屋と収納を映しながら、担当者がオンラインで荷物量を確認する方法です。実物を見せるため精度は訪問に近く、業者を自宅に入れる必要がありません。所要は1社20〜30分。対応業者は大手を中心に広がっています。小さい子どもがいて訪問を受けにくい家庭や、防犯面で対面を避けたい一人暮らしに向く一方、通信環境が不安定だと荷物の確認漏れが起きる点には注意が必要です。

一括見積もりサイトの仕組み

一括見積もりサイトは、ユーザーが入力した引越し条件(日時・現住所・新住所・世帯規模・荷物量・氏名・連絡先)を、登録業者の中から条件にマッチする複数社(最大10社前後、多いサイトで12社)に自動配信する仕組みです。各業者は配信を受けた時点で順次見積もり連絡(電話・メール)を始め、サイト運営者は業者からの紹介手数料で収益化しています。

なお、当サイトは一括見積もりの申込窓口ではなく、このページから引越し業者へ個人情報が送られたり営業電話が発生したりすることはありません。仕組みと対策を中立の立場で解説しています。

一括見積もりサイトを使うときの心構え
  • 申込み直後から30分〜1時間以内に複数社の電話が集中する
  • 電話を取れる時間帯に申込みするのが鉄則(仕事中の申込みは避ける)
  • 「メール連絡希望」を選択しても電話してくる業者はある
  • 断る業者には「他社で決めた」「予算に合わない」とはっきり伝える
  • 3〜5社に絞ってから訪問見積もりに進めると効率的

一括見積もりが向いている人・避けたほうがいい人

一括見積もりは複数社の価格を一度に集めたい人に向く一方、電話対応の負担が大きいため、人によっては直接申込みのほうが快適です。自分がどちらに当てはまるかで使い分けます。

向いている人 避けたほうがいい人
とにかく最安値を比較したい 日中忙しく営業電話に対応しにくい
相場観がなく価格の目安を掴みたい 依頼先が既に1〜2社に絞れている
繁忙期で1社では予約が取りにくい 荷物が少なく単身パックで完結する

電話対応が難しい場合は、気になる業者だけに直接申込みする方法や、当サイトの相談フォームから新居のライフライン手配とあわせて連絡する方法もあります。

営業電話を最小限にする3つの方法

  1. 匿名・概算見積もりに対応するサイトを選ぶ
    実名・電話番号を入力する前に概算が出る形式のサイトなら、相場感だけ掴んでから連絡先を入力できる。電話番号の入力が任意のサイトもある。
  2. 連絡時間帯を指定欄に明記する
    「平日19時以降」「土日午前」など、確実に対応できる時間を入れておくと、無駄な電話が減る。
  3. 一括サイトを使わず2〜3社に直接申込み
    気になる業者だけに自分のペースで申込み。電話頻度を完全にコントロールできる。引越し業者一覧 から候補選定。

身に覚えのない営業電話・間違い電話への対処

「一括見積もりに申し込んだ覚えがないのに引越し業者から電話が来る」という相談は珍しくありません。原因の多くは、同居する家族が固定電話の番号で申し込んでいた、過去の申込み情報が残っていた、あるいは電話番号の入力ミスで無関係な人に発信された、のいずれかです。状況別に対処を整理します。

状況 対処
全く身に覚えがない 電話してきた業者に「どのサイト経由の申込みか」を確認し、まず家族が申し込んでいないかを確かめる。誰も申し込んでいなければ入力ミスの可能性が高く、その旨を伝えれば連絡は止まるのが通常。
心当たりのないサイトに個人情報が登録されている 経由元のサイト名を聞き取り、そのサイトの問い合わせフォームから個人情報の削除を依頼する。削除依頼後も配信済みの業者から数日は連絡が続くことがある。
申し込んだが電話が止まらない 「他社に決めた」と各社へ一度はっきり伝える。一括サイトにキャンセル(依頼取り下げ)機能があれば利用すると、以降の配信が止まる。
断っても繰り返しかかってくる 該当番号を着信拒否に設定する。勧誘の態様が悪質な場合は、消費者ホットライン188(局番なし)から最寄りの消費生活センターに相談できる。

予防策としては、電話番号の入力が任意のサイトや、連絡手段をメールに限定できるサイトを選ぶこと。固定電話ではなく本人の携帯番号で申し込んでおくと、家族への誤着信も防げます。

一括見積もりサイトを選ぶときのポイント

一括見積もりサイトは提携業者数や連絡方法がそれぞれ異なります。次の4点を確認すると、自分の条件に合うサイトを選べます。

  1. 提携業者数と対応エリア
    提携が多いほど比較の幅は広がりますが、その分連絡も増えます。引越し先が対応エリアに入っているかもあわせて確認します。
  2. 連絡方法を選べるか
    「メール連絡希望」や「電話は任意」を選べるサイトなら、営業電話の集中を抑えられます。
  3. 概算金額が先に出るか
    連絡先を入力する前に相場の概算が表示される形式なら、金額感だけ先に掴めます。
  4. 同時に依頼する社数を調整できるか
    配信先を3〜5社に絞れるサイトのほうが、対応しきれない件数の電話を避けられます。

見積もりを取るベストタイミング

多くの業者は引越し予定日の2〜3ヶ月前から見積もりを受け付けています。ベストなタイミングは時期によって変わり、通常期なら1ヶ月前を目安に動けば、比較と交渉に十分な時間を確保できます。遅くとも2週間前までには業者を決めたいところ。

引越し時期 見積もり開始の目安 理由
繁忙期(3月〜4月上旬) 1.5〜2ヶ月前 進学・就職・転勤が集中し予約枠が早く埋まる。国土交通省が引越し時期の分散を呼びかけるほど需要が集中し、直前では希望日を選べないことがある
準繁忙期(7月下旬〜8月・9月〜10月) 1〜1.5ヶ月前 夏休みの家族引越しと秋の転勤異動で予約が混みやすい
通常期(上記以外) 1ヶ月前(遅くとも2週間前) 予約に余裕があり、日程の選択肢と値引き交渉の余地を残せる

早すぎる依頼にも注意点があります。引越し日や新居の住所が確定していない段階では業者側も確定額を出せず、概算止まりになります。物件の契約前は費用シミュレーターや概算見積もりで相場観を掴み、日程と新住所が固まった時点で正式な見積もりに進む、という2段階で動くと無駄がありません。繁忙期の料金差や月別の相場は 引越し費用の相場と節約のコツ で詳しく解説しています。

正確な見積もりを取るための事前準備

引越し日 第1〜第3希望まで複数候補を伝えると業者が予約枠を提案しやすい
住所 現住所・新住所を正確に。建物名・階数・エレベーター有無も伝える
世帯規模 居住人数・部屋数(1K/1LDK/2LDK等)
荷物量 家具家電の大きさ・点数(冷蔵庫サイズ・洗濯機タイプ・ベッド数等)
特殊運搬 ピアノ・大型家具・美術品・観葉植物・楽器・ペット等の有無
追加作業 エアコン取付・取外し、洗濯機設置、不用品処分の希望
梱包の希望 自分で全梱包/梱包は業者依頼/開梱まで全任せ

訪問見積もり当日の流れと所要時間

訪問見積もりの所要時間は1社あたり30〜60分、単身で荷物が少なければ20〜30分程度です。当日は次の流れで進みます。

  1. 挨拶・条件の確認(約5分)
    引越し日の希望・新住所・作業の希望範囲(梱包やエアコン工事の有無)を口頭で確認。事前準備のメモがあるとスムーズ。
  2. 荷物量の確認(約10〜20分)
    担当者が全部屋を回り、家具家電の寸法と点数を確認する。クローゼット・押し入れ・ベランダ・物置・玄関収納の中まで見て荷物量を算定するため、収納は開けて見せられる状態にしておく。
  3. 搬出入経路の確認(約5〜10分)
    廊下や階段の幅、エレベーターの有無、トラックを停められる位置を確認。新居側の条件(階数・道路幅)も口頭で聞かれる。
  4. プラン提案と見積書の提示(約10〜15分)
    荷物量に応じたトラックサイズ・作業員数・プラン(おまかせ/節約型)と金額が提示される。内訳と追加料金の発生条件をその場で確認する。
  5. 質疑・交渉(約5〜10分)
    他社と比較したい旨を伝えて持ち帰ってよい。「今日決めてくれたら割引」と提示された場合も、金額と条件を見積書に書いてもらってから判断する。
訪問見積もり当日のチェック項目
  • 収納・ベランダ・物置の中まで見せる(隠すと当日の追加料金の原因になる)
  • 処分予定の家具・家電は「運ばない」と明確に伝える
  • 新居側の搬入条件(階数・エレベーター・道路幅)を伝えられるようにしておく
  • 見積書に約款の種類(標準引越運送約款か独自約款か)が書かれているか確認する
  • 貴重品は事前に片付けておく
  • その場で契約する義務はない。即決割引も条件の書面化が先

複数社の訪問を受ける場合は、1日にまとめて時間差で設定すると比較がしやすくなります。ただし同じ時間帯に重ねるのは、交渉がしにくくなるうえ業者側の心証も悪いため避けてください。

概算見積もりと正式見積もりで金額が変わる理由

Webや電話で出る概算と、訪問後の正式見積もりで金額が変わることがあります。これは荷物量の申告と実物にズレが生じるためです。差が出やすいのは、次のようなケース。

  • 申告より荷物が多かった(収納の中身・ベランダ・物置を数え落とす)
  • 大型家具・家電の分解や特殊な搬出が必要だった
  • 建物の条件(エレベーターなし・トラックを横付けできない)で作業量が増えた

正式見積もりを概算に近づけるには、荷物を漏れなく伝え、搬出入経路の条件(階数・エレベーターの有無・道路幅)も先に共有します。当日の追加料金トラブルを避けるうえでも、家族以上の荷物量なら訪問見積もりで確定させるのが安全です。

見積もりから契約までの流れ

  1. 引越し条件を整理
    事前準備の項目を箇条書きにメモ。複数社への伝達ミスを防ぐ。
  2. 3〜5社に見積もり依頼
    大手1〜2社 + 中堅1〜2社 + 一括サイト1社のミックスがおすすめ。候補選びの基準は 引越し業者の選び方 を参照。
  3. Web/電話で概算金額を取得
    Web見積もりは即時に概算が出る。電話は担当者と直接条件確認できる。
  4. 訪問見積もり(家族以上)
    実物の荷物量で正式見積もりを取る。当日追加料金のリスクを下げる。
  5. 金額・サービス内容で比較
    総額・段ボール支給・養生範囲・補償上限を表にして横並び比較。費用シミュレーター の目安と照合。
  6. 値引き交渉
    他社の見積額を提示して交渉。書面で値引き後の金額を明記してもらう。
  7. 契約締結
    契約書のキャンセル料規定・損害補償・追加料金条件を確認して捺印。

見積もり金額を下げる依頼のコツ

同じ引越しでも、依頼の進め方しだいで提示額は変わります。見積もりの場で使える交渉術を押さえておきましょう。

  • 相見積もりであることを最初に伝える。競合を意識した金額が最初から出やすくなる
  • 予算を先に言わない。先に上限を伝えると、その金額に寄せた見積もりが出やすい
  • 本命の業者は最後に回す。他社の見積額が出そろってから交渉すると、具体的な比較材料を持って話せる
  • 即決を迫られても保留する。「今日決めてくれたら」の割引は、金額と条件を見積書に書いてもらってから判断する

荷物量を減らす・時期をずらすといった料金そのものの下げ方は 引越し費用の相場と節約のコツ を、値引き交渉を含めた業者の見極め方は 引越し業者の選び方 を参照してください。

見積書で必ず確認する10項目

  1. 引越し日・時間帯(午前指定/午後指定/フリー便)
  2. 基本運賃(時間制 or 距離制)と内訳
  3. 梱包資材の支給数量(段ボール・ガムテープ・布団袋・ハンガーボックス等)
  4. 梱包・開梱の作業範囲(自分で/業者依頼/全任せ)
  5. 養生範囲(建物・家具)と養生材の使用範囲
  6. オプション料金(エアコン・洗濯機設置・ピアノ等)
  7. 当日の追加料金発生条件と上限
  8. キャンセル料規定(標準引越運送約款 or 独自規定)
  9. 損害補償の上限額・対象範囲・請求方法
  10. 支払いタイミングと方法(当日現金/カード/後日請求)

見積もりは「基本料金」ではなく「総額」で比べる

複数社を比較するとき、提示された基本料金だけを見ると判断を誤ります。引越し料金は基本運賃に加えて、実費(梱包資材の超過分・有料道路・作業員の追加)やオプション料金が積み上がるため。基本料金が安く見えた業者が、オプションを足すと最も高くなることもあります。

比較のときは、各社に同じ条件(同じ荷物量・同じオプション・同じ日程)で見積もりを出してもらい、合計金額で並べます。基本運賃、梱包資材の超過分、エアコンや洗濯機などのオプション、割増料金(繁忙期・時間指定・階段作業)まで含めた総額でそろえると、実質的な安さが見えてきます。値引き後の金額とサービス内容は、口頭ではなく見積書に残してもらってください。主要13社のサービスの違いは 引越し業者13社比較 にまとめています。

キャンセル料は3日前まで無料(標準引越運送約款)

見積もりを取った後・契約した後でも、引越しの3日前までなら解約・延期に手数料はかかりません。国土交通省が定める標準引越運送約款では、キャンセル料(解約手数料)と日程変更(延期手数料)の上限が次のとおり決まっています。

解約・延期を申し出た日 手数料の上限
3日前まで 無料
前々日(2日前) 見積書に記載した運賃等の20%以内
前日 見積書に記載した運賃等の30%以内
当日 見積書に記載した運賃等の50%以内

手数料の基準になるのは見積書に記載された運賃・料金で、既に業者が手配したエアコン工事などの実費は別途精算になる場合があります。また、標準約款ではなく独自の約款を使う業者もあり、その場合はキャンセル料の規定が異なることがあります。見積書と契約書でどちらの約款に基づくかを、契約前に確認しておきましょう。

見積もりの有効期限と決めるタイミング

見積もりには有効期限があり、比較に使える時間は限られます。即決を迫られても、条件を確認しないまま契約する必要はありません。

有効期限の目安 通常期は1週間前後、繁忙期は3日程度に短縮されることもある
比較にかける期間 複数社の訪問見積もりは同じ週にまとめ、3〜4日で判断すると期限切れを防げる
即決を強く迫られたら 「他社も比較したい」と伝える。数日待てない、大幅値引きと引き換えの即決要求は慎重に判断する

引越し日が確定していれば、業者側も予約枠を押さえたいため、こちらの比較ペースに合わせてくれることがほとんどです。

依頼しない業者への断り方

一括見積もりを使うと複数社から連絡が来るため、契約する1社を決めたら、残りの業者にはできるだけ早く断りの連絡を入れます。あいまいにすると再連絡が続き、双方の負担になります。

断るときは「他社に決めました」「今回は見送ります」とはっきり伝えれば十分で、詳しい理由まで説明する必要はありません。しつこく引き止められた場合も、決定が変わらないことを一度伝えれば問題ありません。メールで連絡が来ている業者には、同じ文面で返信すると手間がかかりません。

よくある質問

一括見積もりサイトはどういう仕組みですか?

ユーザーが入力した引越し条件(日時・距離・荷物量・氏名・連絡先)が、登録業者の中から条件に合う複数社(最大10社前後、多いサイトで12社)に自動配信されます。各業者は配信を受けた時点で見積もり連絡(電話・メール)を始めるため、申し込み直後から複数社の電話が集中しがちな点が特徴。サイト運営側は業者からの紹介手数料で収益化しています。

営業電話を最小限にする方法は?

①「メール連絡希望」を選択(受け付ける業者・しない業者あり)、②電話受付可能時間帯を入力欄に明記、③一括サイトを使わず信頼できる2〜3社に直接申込み、④匿名・概算見積もりに対応する一括サイトを選ぶ(実名・電話番号入力前に概算が出る形式)。完全に避けたい場合は各社公式サイトから個別に申込みするのが最も静かです。

見積もりはいつから・いつまでに取ればいい?

多くの業者は引越し予定日の2〜3ヶ月前から見積もりを受け付けています。通常期は1ヶ月前を目安に依頼し、遅くとも2週間前までに業者を決めるのが安心です。新生活が集中する3月〜4月上旬の繁忙期は予約枠が早く埋まるため、1.5〜2ヶ月前には見積もりを始めてください。

一括見積もりサイトと直接申込み、どちらが安い?

一概には言えません。一括サイト経由は業者間競争で値引きが生まれやすい一方、業者は紹介手数料を上乗せするため単価が割高になることもあります。直接申込みは紹介手数料分を値引き原資に回せる業者もあり、Web割引キャンペーンを併用できるケースも多い。両方試して比較するのが最も安く済む確率が高いです。

Web見積もりと訪問見積もり、どちらが正確?

荷物が多い・特殊運搬がある場合は訪問見積もりが正確で、当日の追加料金トラブルを防げます。所要30〜60分。一方、単身・荷物が少ない場合はWeb・電話・ビデオ通話見積もりで十分なことが多く、対面の手間を省けます。家族以上は訪問見積もりを取ることを推奨。

見積もりを比較するときの注意点は?

①「同じ条件」で見積もり依頼すること(引越し日・荷物量・距離・オプションを統一)、②基本料金だけでなく「総額」で比較する(オプション・実費・燃料サーチャージを含めた合計)、③段ボール支給数・養生範囲・損害補償の上限など料金以外のサービス内容も比較、④口頭の値引きは必ず書面化、⑤キャンセル料規定・追加料金発生条件も契約前に確認。

見積もり後すぐに契約しないといけない?

いいえ、即決の必要はありません。「他社の見積もりも比較したい」と伝えれば、多くの業者は数日待ってくれます。即決を強く迫る業者は警戒対象。見積もりの有効期限は通常1週間程度、繁忙期は3日程度に短縮されることもあるので、比較作業は迅速に進めましょう。

キャンセル料はいつから発生?

標準引越運送約款では、引越しの3日前までは無料です。前々日以降は見積書に記載された運賃等に対して段階的に手数料が発生し、上限は当日で50%以内。日程変更(延期)も同じ扱いになります。業者独自の約款では料率が異なることがあるため、契約前にどちらの約款かを確認してください。

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